過去世のお話の前提として、「輪廻(りんね)」という思想があります。
・輪廻転生
仏教、更に古くはインドのバラモン教の思想に
「輪廻転生(りんねてんしょう)」という考えがあります。
「人間が、ある人生の死後、また別の人間に生まれ変わる」という思想です。
実際の肉体は死によって滅びますから、
この場合、生まれ変わりが可能な部分は、
一般に「霊魂(れいこん)」や「魂(スピリット)」と呼ばれます。
この「輪廻」の証拠は、目に見えるような形では差し出せません。
考え方の一つとして受け止めてください。
・過去世(かこせ)/過去生(かこせい)
「輪廻」の考え方を採用すると、
現在の貴方という存在に至るまでに、
貴方のスピリットは、何回もの輪廻転生を繰り返している事になります。
確かな記憶は失っているかもしれませんが、
幾つもの時代の幾つもの人生を過ごしてきたことになります。
この、今より過去に経てきた人生のことを、
「過去世(かこせ)」又は「過去生(かこせい)」と言います。
例えば、こんなことはありませんか?
テレビなどで知らない異国の知らない情景を見た途端に
何故だか涙が込み上げて来て、悲しくも無いのに泣けてしまう。
何故だか分からないけれど、ある場所に行くのをとても怖いと感じたり、
ある乗り物や、ある音楽に、非常に強いストレスを感じる。
理屈では説明できないこれらの状況を説明するのに、
「過去世」という思想はとても役に立ちます。
貴方がどんなに忘れていても、
過去の人生での出来事は、現在の貴方に影響してしまいます。
貴方のスピリットには、
今も過去での経験(記憶・感情・思想)が蓄積されています。
それが元となって、無意識的に涙が出たり、
恐怖を感じたりしてしまうのです。
・未来世(みらいせ)/未来生(みらいせい)
「未来世」とは、過去世の思想の、未来バージョンです。
まだ、「現在の貴方」は経験していないけれど、
現在の貴方の波動が選択する可能性がある次の人生のことです。
|